いちのせきのざしきにあらわれるこどもれい
一関の座敷に現れる子ども霊
国内
未確認生物
- どんな話か
- 一関の旧家々に伝わる座敷の子ども霊で、屋根裏を歩く音や枕元の笑い声など多様な形で語られる。
- 細部
- 1952年ごろ、奥座敷で寝ていた婿の胸の上をザシキワラシが這い回ったという話があり、床の間を足蹴にして寝た者の枕元にも現れたと伝わる。柱に縛られた藁人形が化けたものとも、腕の良い大工が柱に刻み込んだ人形の魂だともいわれ、三歳ほどの女の子の姿で現れて枕元でケラケラ笑うこともあった。屋根に上ってシラミを取りながら「トントン」と姿を見せずに遊んだり、箒でよく掃除をしたりするともいい、人が死ぬときにだけ本人の目に映るという話も残る。長兄の前にしか出ないと言われる一方、旦那様だけが一生に一度目にするという伝えもあり、家ごとに現れ方が異なる。
- 広まり方
- 1973年刊『旧中川村の民俗』(東洋大学民俗研究会)と1974年の『あしなか』所収、菊池照雄「遠野のザシキワラシ」を合わせて記録されている。
- 地域
- 岩手県一関市
- 年代
- 昭和
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ