すおうおおしまのさかさみゆうれいせん
周防大島の逆さ見幽霊船
国内
未確認生物
- どんな話か
- 三日月の頃に現れる幽霊船を、股の下から逆さに見て水面からの高さで見分けるという話。
- 細部
- 三日月が西の空に傾くころ、いつの間にか大きな土船のような影が迫ってくることがあるという。股の下から逆さまに見て、その船が水面よりわずかに高く浮いて走っているように見えれば、それは幽霊船だと判じられた。地家室の漁師がこの体験を近所の若い船乗りに話したところ、逆に見分け方を教わったという話も伝わっている。怪しい船を見かけたら股の間から逆さに覗き、海面よりわずかに浮いて走っているかどうかで見分けるのだという。
- 広まり方
- 『旅と伝説』1930年掲載の宮本常一「周防大島(二)」、および『山口県史資料編民俗1民俗誌再考』2002年収録の同「島と海の民俗:周防大島(二)」に記録がある。
- 地域
- 山口県周防大島町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ