とっとりしのゆうれいでんじゅのきゅう
鳥取市の幽霊伝授の灸
国内
未確認生物
- どんな話か
- 気高町で、石橋に出た侍の幽霊の髪を剃ってやった先祖が、礼にお灸の技を授かり家伝の「のどけの灸」になったという話。
- 細部
- 鳥取市気高町に伝わる、ある家の由来話である。話者の家の何代か前にあたる先祖が、夜に石橋を渡っていたところ、そこで行き倒れて亡くなった侍の幽霊に行き会った。幽霊は成仏したいけれども髪を剃ることができず、そのままでは往生できないのだと訴えてきたという。それを聞いた先祖は、翌晩あらためて橋のもとへ足を運び、幽霊の髪を剃ってやった。すると幽霊は御礼にと、お灸の巧みな施し方をひとつ伝授してくれたという。これが今日まで話者の家に代々受け継がれてきた「のどけの灸」という技の由来であるとされている。
- 広まり方
- 『常民』1994年掲載の中央大学民俗研究会「鳥取県気高郡気高町調査報告書」に記録がある。
- 地域
- 鳥取県鳥取市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ