ゆうれい
幽霊
国内
未確認生物
- どんな話か
- 浮気を疑った男が心中を装って死んだふりをし、髪を切らせて幽霊のふりを信じさせた顛末を描く。
- 細部
- 男は、心変わりをした娘の本心を確かめようと、いっそ二人で命を絶とうと持ちかける。ところが実際に死ぬのは娘だけで、男のほうは死んだと見せかけて幽霊を演じる企みだった。幽霊となった自分が望むところへ行けるようにするには、お前が自分の髪を切って外へ投げてくれればよいのだと娘に告げる。娘は言われたとおり素直に髪を切って投げるが、しばらくして男が何事もなく達者に暮らしていると知ることになる。愛情を試すための狂言が、髪という代償を娘だけに払わせた形で終わる話である。
- 広まり方
- 1937年の『旅と伝説』所収、天野真弓「氷上郡昔話集(四)」に採録された話。
- 地域
- 兵庫県丹波市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ