しらかわのうたをのこすゆうれい
白河の歌を残す幽霊
国内
未確認生物
- どんな話か
- 息子との間に子をもうけて殺された下女の幽霊が現れ、上人の力で成仏したという話。
- 細部
- 陸奥白川で、主人の息子との間に子をもうけた下女が暇を出されて実家に戻ったところ、母親の手にかかって殺されてしまった。その後、下女の幽霊が夜な夜な息子の枕もとに現れるようになったため、上人に助けを求めたところ、四、五日後にふたたび幽霊が現れ、無事に成仏できたことを告げて一首の歌を残していったという。母親の手による凄惨な死という背景と、歌を残して去るという静かな結末との対比が、この話に独特の余韻を残している。
- 広まり方
- 1974年刊行『日本随筆大成第2期』、八島定岡による「猿著聞集」に記録されている。
- 地域
- 福島県白河市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ