ゆうれい
幽霊
国内
未確認生物
- どんな話か
- 雪崩の死者や物音の幽霊、歌を詠み終えられず現れた霊など複数の話が伝わる。
- 細部
- 仙北市角館町では、雪崩に遭って埋まってしまったマタギの一行が、その直後に小長柄を肩に担いで山から下りてくる姿を村人たちに見られたという話が伝わっている。これは幽霊であったとされ、以来小長柄を肩に担ぐと雪崩に遭うと言われるようになった。また、人の気配がまったくないのに家の戸締まりの桟がコトリと音を立てたり、座敷を掃くような物音や戸を滑らせる音が聞こえてきたりするのも幽霊の仕業とされ、寺の仏壇に置かれた位牌がぐらりと揺れて落ちてしまうほどの大きな音が響いたときも、その家で亡くなった誰かの幽霊が訪れたしるしだと考えられていた。歌詠みの名人であったアネさんが、歌を詠みかけたまま亡くなって幽霊となって現れた際には、和尚が「灰ならし灰は」に続く句を詠んでやったところ、それ以来姿を見せなくなったという。
- 広まり方
- 『旅と伝説』1936・1938・1941年、武藤鐵城による各記事にそれぞれ記録された話である。
- 地域
- 秋田県仙北市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ