おうしゅうのざしきをあるくろうおうゆうれい
奥州の座敷を歩く老翁幽霊
国内
未確認生物
- どんな話か
- 座敷を徘徊する老翁の幽霊と、死後に生まれた赤子が僧になった話を伝える奥州市の幽霊譚。
- 細部
- モゲンという家の座敷には、腰の曲がった年寄りの姿をした幽霊が瓶を提げてうろつき、夜通し何かをつぶやき続けるといわれた。一方、水沢黒石町では、身重のまま亡くなった母親の墓から夜な夜な赤子の泣き声が聞こえ、不審に思った村人が墓を掘り返したところ、なかで男児が生きて生まれており、その子はのちに出家して僧になったという。同工異曲の話が近隣にも伝わっている。
- 広まり方
- 前者は『郷土趣味』1924年、佐々木喜善「ザシキワラシの話」に、後者は『旅と伝説』1941年、藤原勉「ホヤノの扇-惚レル語史-」に記録がある。
- 地域
- 岩手県奥州市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ