おおまちのしつけにつかうゆうれい
大町のしつけに使う幽霊
国内
未確認生物
- どんな話か
- 大人が子どもを叱ったりたしなめたりする際、幽霊が出るぞと脅し文句に用いる習わしがあった。
- 細部
- 大町では、言うことを聞かない子どもに対して幽霊が出ると告げ、行動を改めさせる言い方が用いられてきた。幽霊そのものの姿や出没場所を細かく語るのではなく、しつけの場面で持ち出される名として機能している点に特徴がある。夜遅くまで遊ばせない、行ってはいけない場所へ近づけないといった具体的な目的があり、怪異の名が生活の規律と結びついて使われていたことを示す事例といえる。
- 広まり方
- 1990年刊の『長野県史 民俗編 中信地方 ことばと伝承』の俗信、幽霊の項に記録されている。
- 地域
- 長野県大町市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ