おかやのはかにたつみだれがみのゆうれい
岡谷の墓に立つ乱れ髪の幽霊
国内
未確認生物
- どんな話か
- 恨みや心残りのある者が乱れ髪に帷子の姿で墓に現れるという、岡谷で語られた幽霊像。
- 細部
- 岡谷には幽霊の姿かたちを具体的に語る報告が三つ残る。世を恨む気持ちがあるときに出るものとされ、帷子をまとって髪を振り乱し、手は左右そろわぬまま前へ垂れているという。白い着物で足がなく、夜の闇に浮かび上がるという語り方もある。成仏できない心残りが原因だとする説明では、襦袢の上に帷子を重ねた姿で、墓地の木の下に立つとされた。細部に揺れはあるものの、乱れた髪と白い衣、そして墓という舞台は共通している。
- 広まり方
- 1989年刊『長野県史 民俗編 南信地方 ことばと伝承』の俗信・幽霊の項に三例が載る。
- 地域
- 長野県岡谷市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ