みのわのたけやぶにただようゆうれい
箕輪の竹やぶに漂う幽霊
国内
未確認生物
- どんな話か
- 髪を垂らし足のない姿で宙を漂い、闇夜や竹やぶ、空き家に現れるとされた。
- 細部
- この土地の幽霊は、恨みを晴らすために現れるものとして語られる。姿の描写ははっきりしており、髪を長く垂らし、足はなく、地に着かないまま宙を移動するという。現れる場所として挙がるのは月のない暗い夜や竹やぶで、風に鳴る竹の音と葉の影が、そうした語りを支えていたと考えられる。別の語りでは、灯りの消えた空き家が幽霊の出る場所とされている。人が住まなくなった家と、日の差さない藪という二つの場所が、共通して人の目の届かない領域として恐れられていた。
- 広まり方
- 1989年刊『長野県史 民俗編 南信地方 ことばと伝承』の俗信の章、幽霊の項に記録がある。
- 地域
- 長野県箕輪町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ