まつかわのまくらもとにたつゆうれい
松川の枕元に立つ幽霊
国内
未確認生物
- どんな話か
- 姑にいじめられた嫁が白装束の霊となり、墓や姑の枕元に立つとされた俗信。
- 細部
- この地の俗信では、幽霊になるのは意地悪を受け続けた嫁だとされる。しゅうとに責められた恨みを晴らすために白装束で現れ、出る場所は墓、あるいはしゅうと本人の枕元だという。恨みの向かう先が特定の個人であり、その相手の寝所に立つとされている点で、無差別に人を脅かす怪異とは性格が異なる。嫁と姑の緊張という家の中の現実が、そのまま怪異の型として語られていることがうかがえる。
- 広まり方
- 1989年刊『長野県史 民俗編 南信地方 ことばと伝承』第10編民俗知識、俗信の妖怪・幽霊の節に載る。
- 地域
- 長野県松川町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ