はなわまちのいしょうをもとめるゆうれい
塙町の衣装を求める幽霊
国内
未確認生物
- どんな話か
- 死んだ嫁が生前の衣装を求めて毎晩家に現れ、後をつけると墓場へその衣装を運び込んでいたという。
- 細部
- 評判のよい嫁がこの世を去ったが、死後もなお身にまとう衣装を欲しがり、毎晩のように家へやって来ては催促を続けたという。あまりに毎晩続くため、家の者もとうとう渡さないわけにはいかなくなった。不思議に思い、こっそりその後をつけていくと、嫁は受け取った衣装を抱えて墓場へと運び込んでいたのだという。死してなお身なりへの未練を残した霊が、生者のもとへ通い続ける話として語り継がれている。
- 広まり方
- 1971年の『東白川の昔話』所収、東京女子大学史学科民俗調査団による〈世間話〉の記録に見える。
- 地域
- 福島県塙町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ