ふじみまちのうらみをのこすゆうれい
富士見町の恨みを残す幽霊
国内
未確認生物
- どんな話か
- むごい仕打ちを受けた者が化けて祟るとされ、子どもを励ます脅し文句にも使われた。
- 細部
- 県史の聞き取りには三つの証言が並ぶ。現れる理由としては、生前にむごい扱いを受けた者がその恨みで化けて祟るという説明と、この世に未練や恨みが残ったときに出るという説明が挙がっている。姿は足がなく、白い着物をまとってゆらゆらと揺れるように現れ、受けた仕打ちのままの姿だともいう。出る場所は墓とされた。もう一つの証言では、気の弱い子どもを脅して度胸をつけさせるために幽霊の名が使われたと語られており、怪異が教育の道具でもあったことを示している。
- 広まり方
- 1989年刊の『長野県史 民俗編 南信地方 ことばと伝承』第十編民俗知識、妖怪・幽霊の幽霊の項に三例が載る。
- 地域
- 長野県富士見町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ