ちくまのあしのないはくいのゆうれい
千曲の足のない白衣の幽霊
国内
未確認生物
- どんな話か
- 怨みを晴らすため現れるとされ、乱れ髪に白衣、足のない女の姿で語られた幽霊。
- 細部
- この地で語られる幽霊は、生前に抱えた怨みを晴らすために出てくるものとされた。姿は女で、髪を振り乱し白い着物をまとい、両腕を前へ力なく垂らして足がないという。現れる場所は墓地が最も多く挙がるが、寺の境内、川べりや湖、さらには家の中や屋敷の暗がりを挙げる者もいた。行燈を背負った姿で出るという証言もあり、恋しさゆえに現れるという説明も見える。一方で、なぜ出るのかも姿も出る場所も分からないと答える者が同じ地域に少なからずおり、共通の型と個々の曖昧さが同居している。
- 広まり方
- 1988年刊『長野県史 民俗編 北信地方』第一章俗信の第五節、妖怪・幽霊の項に十四件の証言として載る。
- 地域
- 長野県千曲市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ