ゆのはな
湯の花
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 出羽神社の神事で神官が笹束に浸した湯を浴びて託宣を告げ、その湯には頭痛を治し目薬にもなる効能があるとされた。
- 細部
- 色麻町の出羽神社で行われる湯立神事では、神官が笹の葉を束ねたもので釜の湯をかき立てて全身に浴び、その様子によって神のお告げを人々に伝えるとされている。この神事に使われた湯には特別な力が宿るといわれ、頭にかぶれば頭痛や頭の病が治まり、目に塗れば目の薬になると信じられてきた。単なる祭りの所作にとどまらず、湯そのものが持ち帰られて日常の民間療法として使われていた点に、神事と暮らしの結び付きがよく表れている。
- 広まり方
- 1956年刊『宮城縣史 民俗3』の祭祀:出羽神社の湯の花献納に記録がある。
- 地域
- 宮城県色麻町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ