いなのゆめまくらにたつかんのん
伊那の夢枕に立つ観音
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 盗まれた観音像が人の夢枕に立ち、自らの居場所を告げて連れ戻された話。
- 細部
- こうやまきの北手にあるお堂には名の知られた観音像が安置されていたが、あるときこれが持ち去られてしまった。すると里の者の夢枕にその観音が現れ、桔梗原の松の根方で眠っているので迎えに来てほしいと語りかけた。半信半疑で出向いてみると、告げられたとおりの場所に像が置かれていたので、背に負って堂まで運び帰ったという。仏像が自ら所在を知らせて還るという、霊験を語る型の伝説である。
- 広まり方
- 1989年刊の『長野県史 民俗編 南信地方 ことばと伝承』の口頭伝承編、観音の伝説として採録されている。
- 地域
- 長野県伊那市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ