ふえふきのじしんがつげたおうぎ
笛吹の地神が告げた扇
国内
未確認生物
- どんな話か
- 家運の傾いた六左衛門家の病弱な息子玉吉の夢枕に地神が立ち、万年橋の下の扇を拾えば病が治ると告げた。
- 細部
- 笛吹市八代町の六左衛門という裕福な家は、大きな水害に見舞われて以来、家運がすっかり傾いてしまっていた。この家には二十歳ほどになる玉吉という一人息子がいたが、なまけ癖があって家でぶらぶらと過ごしてばかりで、体もあまり丈夫ではなかった。ある晩、玉吉が眠りについていると夢枕にこの家の地神が現れ、万年橋の下の蛇籠の隙間に、地神の魂である扇が挟まっているので、それを拾い上げて自分を仰げばあらゆる病が治るだろうと告げたという。この夢のお告げが、先に触れた扇にまつわる出来事の発端となっている。
- 広まり方
- 1940年刊『民間伝承』掲載、土橋里木「地神とオタッチュウ」に記録がある。
- 地域
- 山梨県笛吹市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ