ゆきよししんのう
尹良親王
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 自害した親王の血に触れた一族に赤いあざが出るとされ、祟り神かつ安産の神と語られた。
- 細部
- 親王が切腹した際、敵方の武士が気の毒に思って介錯を務めたところ、その足に血がかかったという。以来、この一族では胎児のうち五人に赤いあざが現れるとされ、神社の分社も祀られるようになった。もう一つの語りでは、追われて自ら命を絶った親王の子が成人まで身を隠したものの、行く手を阻まれ、多くの従者が討ち死にしたと伝える。そうした経緯から祟りをなす神とされる一方で、安産を守る神としても信仰を集めた。
- 広まり方
- 1984年の『伊那』誌に載る増田春仁の報告、尹良親王の伝説として浪合村愛郷会の記を紹介した一篇に拠る。
- 地域
- 長野県阿智村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ