ゆきさぶろう
雪三郎
国内
未確認生物
- どんな話か
- 雪が降り出す前に戸ががたがたと音を立てるのは、子どもを連れ去りに来る雪三郎の仕業だとされていた。
- 細部
- 和良町では、雪が降り始める前に家の戸ががたがたと音を立てて鳴ることがあり、これは雪三郎という存在が子どもを連れに来ているのだと大人たちが語っていたという。雪が降る予兆となる物音に対して、雪三郎という名の主体を当てはめることで、子どもを戸外に出さないよう戒める意味合いも込められていたと考えられる。同じ和良町には雪入道という別の雪の妖怪も伝わっており、冬の到来にまつわる怪異が複数語り継がれていたことがうかがえる。
- 広まり方
- 1979年刊『和良の民俗―岐阜県郡上郡和良村―』の「九 口承文芸」(東洋大学民俗研究会)に記録されている。
- 地域
- 岐阜県郡上市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ