すわのゆきふりばばあのひとさらい
諏訪の雪降り婆の人さらい
国内
未確認生物
- どんな話か
- 雪の降る日に現れ、紐で人を縛って連れ去ると恐れられた老女の姿の妖怪。
- 細部
- 諏訪では、雪が降ったときに姿を見せる女がいると言い伝えられていた。ユキフリババアと呼ばれるこの存在は、人を見つけると紐で縛り上げてどこかへ連れ去ってしまうと考えられている。雪女が霊的で害のない存在として語られるのに対し、こちらは老女の姿をとり、しかも縄をもって人をさらうという具体的な手口が与えられている点が異なる。降雪で視界が閉ざされ、迷えば命に関わる山国の冬の危うさが、この呼び名に凝縮されている。
- 広まり方
- 1938年の『民間伝承』所収、佐伯隆治「妖怪の名前」に記録がある。
- 地域
- 長野県諏訪市
- 年代
- 昭和
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ