ゆどのさんのせきひ
湯殿山の石碑
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 稲沢集落が持ち出した湯殿山の石碑は、疫病が流行るとオナカマに言われ元の持ち主が取り返しを諦めた。
- 細部
- 入有屋集落のジョウトウ沢には、湯殿山の石碑と呼ばれるものが祀られている。もともとはオクと呼ばれる三つの村の人々が、地境集落まで運んできていたものだったが、それを稲沢集落の人々がひそかに持ち出し、自分たちの手で祀ってしまったという経緯がある。オクの人々はいったんはこれを取り戻そうと動いたものの、オナカマから、その石碑があると悪い疫病が広まってしまうと告げられたため、結局取り返すのをあきらめてしまったと伝えられている。
- 広まり方
- 1987年刊『有屋の民俗―山形県最上郡金山町有屋地区―』所収、東洋大学民俗研究会による九「口承文芸」の調査で記録された。
- 地域
- 山形県金山町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ