ゆだま
ユダマ
国内
未確認生物
- どんな話か
- ソフトボール大の火の玉ユダマは本土で死んだ人のマブリが電報に乗って帰ってくる姿とされ、足音の後に死者の家から泣き声が聞こえ始めるという。
- 細部
- 瀬戸内町では、幽霊の火の玉のことをユダマと呼んでいる。大きさはおよそソフトボールほどで、これはヤマト(本土)で亡くなった人のマブリ(死霊)が、死を知らせる電報に乗って故郷まで帰ってくる姿だと考えられていた。帽子をかぶり、きちんとした洋服を身につけた格好で現れるとも語られ、その足音が聞こえたあとしばらくすると、死者の出た家から泣き声が聞こえ始めるのだという。遠く離れた土地で死んだ者の魂が、知らせとともに故郷へ戻るという発想がうかがえる。
- 広まり方
- 1981年の『南島研究』に掲載された登山修「奄美大島瀬戸内町の民間信仰」に記録がある。
- 地域
- 鹿児島県瀬戸内町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ