ひとみごくうをもとめたやまざるのようかい
人身御供を求めた山猿の妖怪
国内
未確認生物
- どんな話か
- 白旗の立った家が娘を差し出す人身御供の風習があったが、弓の名手が妖怪を射抜くと正体は老いた山猿だった。
- 細部
- 村では、毎年どこかの家に白旗が立つと、その家の娘を妖怪への人身御供として差し出す決まりがあった。ある年、庄屋源兵衛の家に白旗が立ったため、源兵衛は領主に訴えた。領主が弓の名手である高倉将監を遣わし、将監が妖怪を射止めると、その正体は長い年月を経た山猿だった。土浦市の話は吉原春園が『郷土研究』1915年に記録している。
- 広まり方
- 人身御供と一つ物に関する論考として、1915年発行の郷土研究誌に土浦市の伝承が紹介されている。
- 地域
- 茨城県土浦市
- 年代
- 不明(1910年代に採録)
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ