みよしのようかいへんげにどうじぬいのうぶざえもん
三次の妖怪変化に動じぬ稲生武左衛門
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 三次に暮らした稲生武左衛門は16歳の折、住まいに現れた妖怪が次々と姿を変えても全く動じなかったという。
- 細部
- 三次郡に暮らしていた稲生武左衛門は、まだ平太郎と名乗っていた16歳のころ、住まいに奇怪な出来事が続けて起こった。得体の知れないものが次々と形を変えて現れたが、当人はそのつど落ち着き払っていて、少しも怖じ気づく様子を見せなかったという。この体験の一部始終は書き留められ、『稲怪録』という書物として後世に伝わっている。恐怖に屈しなかった若者の胆力そのものが語り継がれる話である。
- 広まり方
- 1975年刊『日本随筆大成』第二期に収める、小宮山昌秀の『楓軒偶記』に記録が残る。
- 地域
- 広島県三次市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ