からつじょうのほりでとけるようかい
唐津城の堀で溶ける妖怪
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 城の堀に現れる妖怪に会うと気を失うとされていたが、ある儒者が睨み合うと妖怪は氷のように溶けて消えた。
- 細部
- 唐津城の裏手にある堀には妖怪が出るとの噂があり、これに出くわした者は気を失ってしまうと言われていたため、実際にその姿を見た人はそれまで誰もいなかった。ある儒学者がこの噂を耳にして自ら堀まで足を運んだところ、水の中から目が大きく体も大きな、青い顔をした妖怪が本当に現れた。儒者がひるまずに睨み返すと、妖怪はまるで氷のようにみるみる溶けてなくなってしまったという。
- 広まり方
- 1974年刊『日本随筆大成』第二期所収、中村弘毅「思斉漫録」に記録されている。
- 地域
- 佐賀県唐津市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ