かなざわのくにんばしにきえるかげ
金沢の九人橋に消える影
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 金沢城下の味噌倉町にあった九人橋を十人一列で渡ると、必ず一人だけ影が消えるという橋の怪異。
- 細部
- 城下町味噌倉町の一角に架かる九人橋という小橋にまつわる話である。十人が横一列になって渡ろうとすると、なぜかそのうち一人だけ地面に影が映らなくなるという。誰の影が消えるかは渡ってみるまで分からず、居合わせた者は皆おそるおそる足元を確かめたと伝わる。随筆の筆者はこの怪異について、その土地の気が陰性に偏っているために起こるのではないかと推測を添えている。
- 広まり方
- 『日本随筆大成』第2期(1974年)に収録された、鳥翠台北巠『北国奇談巡杖記』に記録がある。
- 地域
- 石川県金沢市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ