うまれたあかごをだいてあきながやへきえたようぼ
生まれた赤子を抱いて空き長屋へ消えた妖姥
国内
未確認生物
- どんな話か
- 与力の家で生まれた赤子を偽の産婆が抱き去り、真の産婆と入れ替わっていたことが分かった話。
- 細部
- ある与力の家で無事に赤子が生まれ、産婆が呼ばれたが、その産婆が赤子を抱いたまま空き長屋へ走り込んでいってしまった。すぐに追いかける途中、別の産婆が現れたので捕らえてみると、こちらが本物の産婆だったという。先に赤子を連れ去った婆の正体は分からずじまいのまま、やがてその場所から火事が起こって跡形もなくなってしまったと伝わる。
- 広まり方
- 大田南畝「半日閑話」(『日本随筆大成』第一期、1975年)に載る。
- 地域
- 東京都港区
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ