あいなんのよみちをふさぐよすずめ
愛南の夜道を塞ぐ夜雀
国内
未確認生物
- どんな話か
- 夜の山道で鳴きながら付きまとい、行く手を塞いで足を止めさせる小鳥の怪。
- 細部
- 深夜に山道を歩いていると、ちっちっという鳴き声が後ろから離れずについてくる。ときにはその声が前方に回り込んで進路をさえぎり、歩みが取れなくなってしまう。こうした目に遭うことをヨスズメに憑かれたといい、タモトスズメの名でも呼ばれた。さらに、この鳴き声は山犬が現れる前触れだとも言われ、より大きな危険を告げる合図として受け取られていた。夜の山中で聞こえる不明の鳥声に名を与え、警戒を促す形になっている。
- 広まり方
- 1985年の『伊予の民俗』所収、佐々木正興「伊予の妖怪変化」に記録がある。
- 地域
- 愛媛県愛南町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ