よしとものたたり
義朝の祟り
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 逃亡中の義朝が蒸し米のまま食べて野間村を通った故事から、正月に餅を食べると疫病が流行るとされ、代わりに一月十五日に蒸し米へ煮豆を添えて食べる風習が生まれたという話。
- 細部
- 師走の二十八日、逃げのびる途中の義朝が野間村を通りかかった際、餅が搗きあがるのを待ちきれず、まだ蒸し米のままの状態で食べてしまったことがあったという。ところが翌年、村人たちが通常どおり餅を食べたところ、疫病が流行してしまった。これは義朝の祟りによるものとされ、以来この地域では正月に餅を食べる習慣をやめ、代わりに一月十五日になると蒸し米に煮豆を添えて食べるようになったと伝えられている。
- 広まり方
- 1975年の『みなみ』誌に掲載された町史編纂委員会「内扇の風呂と義朝の霊」に記録されている。
- 地域
- 愛知県美浜町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ