よるひかるとり
夜光る鳥
国内
未確認生物
- どんな話か
- 豆腐売りに出た女中が夜道で光の塊に出くわし、勇気を出して駆け寄ると鳥の羽音とともに消えたという体験談。
- 細部
- ある女中が豆腐を売りに出かける道すがら、行く手から光の塊のようなものが近づいてくるのに気づいた。人の気配を感じると光は逃げるように消えてしまうのではないかと考えた女中は、思い切って光のほうへ走り寄ってみることにした。すると案の定、光はふっと消え去り、代わりにばさばさと鳥が飛び立つような羽音だけが聞こえてきたという。この体験から、夜になると光りながら飛ぶ鳥が実際にいるのだと語り伝えられるようになった。正体を鳥と結び付けて説明する珍しい怪異談である。
- 広まり方
- 『高志路』1939年掲載、長谷川久一「野鳥の光る話」に記録がある。
- 地域
- 新潟県新潟市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ