よるぐも
夜蜘蛛
国内
未確認生物
- どんな話か
- 山小屋で座る人の足の間を蜘蛛が幾度も糸を張って往復し、「それ行け」の声で引かれかけたことから夜蜘蛛は殺せと言われた。
- 細部
- 川根本町には、夜の蜘蛛は殺してよいが、朝の蜘蛛は殺してはならないという言い伝えがある。この教えの由来として、こんな話が語られている。ある人が夜、山小屋で座っていたところ、一匹の蜘蛛が両足の間を何度も行き来しながら糸を張り巡らせていった。やがてどこからか「それ行け」という声がしたかと思うと、その人はぐいと引っ張られる感覚に襲われたという。この出来事があって以来、夜に現れる蜘蛛は見つけ次第殺すべきものとされるようになったと伝わる。
- 広まり方
- 1978年刊『成城大学民俗調査報告書』所収「民間信仰」の項に記録がある。
- 地域
- 静岡県川根本町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ