よる
夜
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 夜に爪を切ると気が狂うといわれ、爪を切る時間帯そのものに厳しい戒めが込められている。
- 細部
- 夜になってから爪を切ると、その人は気が狂ってしまうのだと言い伝えられている。爪を切るという日常のなにげない行為であっても、それを行う時間帯によっては人の心そのものを損なうほどの重い結果を招くとされており、昼と夜とで許される行いが分けられている点に、この俗信の厳しさが表れている。同じ登米の地には、爪を伸ばしたままにすると狐が棲みつくという別の言い伝えも残り、爪という身近な部位をめぐる禁忌が幾通りも語られてきたことがうかがえる。
- 広まり方
- 1915年刊『郷土研究』所収、高橋清治郎「国々の言習はし(七)」に記録がある。
- 地域
- 宮城県登米市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ