くにさきのよなきをしずめるまつ
国東の夜泣きを鎮める松
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 夜泣き松と呼ばれる松の木は、ある高僧との言い伝えに結び付けられ、子供の夜泣きを鎮めるとされる。
- 細部
- 武蔵町に伝わる夜泣き松は、その名のとおり一本の松の木にまつわる言い伝えである。この松は、かつてこの地を訪れたとされる高僧と結び付けて語られており、木そのものに子供の夜泣きを鎮める力が宿るとされてきた。赤ん坊が夜な夜な泣いて困る家では、この松にまつわる言い伝えを頼りに、夜泣きが治まることを願ったのだという。自然の樹木に高僧の霊験を重ね合わせて語る発想は、同じ大分県内に伝わる他の自然説明伝説とも通じるところがある。
- 広まり方
- 1986年の『大分県史 民俗篇』第五章、若杉昌昭による自然説明伝説の項に記録がある。
- 地域
- 大分県国東市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ