よめいりのにをかついでおりてくるもの
嫁入りの荷をかついで降りてくるもの
国内
未確認生物
- どんな話か
- 阿弥陀越えで嫁入りの荷を担いだ幻の行列に道を譲り続けた源吉が、火打石を打って唱え言をすると行列は現れなくなったという。
- 細部
- 坂出市のある年の正月、参拝の帰りに阿弥陀越えを通りかかった源吉という人が、嫁入りの大きな荷物を担いだ一団がヤッサヤッサと掛け声をあげながら降りてくるのに出くわした。邪魔をしてはいけないと思い源吉は道の端に寄って待っていたが、いくら待っても次から次へと荷を担いだ姿が降りてくる。しびれを切らした源吉は火打石を打って火花を散らし、「来るのは来るの」と声をかけたところ、それきり誰の姿も降りてこなくなったという。
- 広まり方
- 1996年の『香川の民俗』に大西隆雄が発表した「王越町の民話―昔話・伝説・世間話」に記録がある。
- 地域
- 香川県坂出市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ