やつがしらのりゅう
八頭の龍
国内
未確認生物
- どんな話か
- タイチョウ大師が龍山で護摩を焚いて神の在否を問うと八頭の龍が現れ、姿を変えさせると十一面観音になったという板取の氏神の由来譚。
- 細部
- 昔、タイチョウ大師が金剛童子を先導に立て、川下の船場という場所から山を上ってきた。龍山にたどり着くとゴマを焚いて修法を行い、「この奥に神はいるか」と問いかけたところ、八つの頭を持つ龍が姿を現した。大師がその龍に「姿を変えよ」と命じると、龍は十一面観音の姿に変じたという。この観音こそが、板取の氏神として祀られている神体であると伝えられている。
- 広まり方
- 1940年の『民間伝承』所収「板取雑記」(直江廣治)に記録されている。
- 地域
- 岐阜県関市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ