やっさどん
ヤッサドン
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 旧道脇の石祠に祀られたヤッサドンの前を馬で通ると、殿様であっても落馬すると恐れられた。
- 細部
- 旧道のほとりに一メートルほどの小さな石の祠があり、これはヤッサドンと呼ばれている。戦の際に手足を切り取られて命を落とした人物を祀ったものだとも語られており、荒々しい最期を遂げた者への祟りへの恐れが信仰の根底にあるとうかがえる。この祠の前を馬に乗ったまま通り過ぎようとすると、たとえ身分の高い殿様であっても必ず落馬してしまうといわれ、土地の者から長く恐れられてきた。
- 広まり方
- 日本民俗学会報 1965年掲載、小野重朗「南九州のヤブサ神」、および民間伝承 1968年掲載、同著者「南九州の民俗神(10)ヤブサドン(矢房神社)」による。
- 地域
- 鹿児島県阿久根市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ