やしきへびのたたり
屋敷蛇の祟り
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 屋敷に棲む蛇や夫婦で現れるメット蛇を殺すと祟りで災いが起こるとされ、決して手を出してはならないと戒められている。
- 細部
- 佐渡では、屋敷の内やその周りに棲みつく蛇のことを屋敷蛇と呼び、これを殺してはならないという戒めが伝えられている。二匹で寄り添うように現れる蛇はメット、つまり夫婦の蛇として特に大切に扱われ、こちらも決して殺してはいけないとされてきた。もし誤ってこうした蛇に手をかけてしまうと、祟りとしてその家に何らかの災いがふりかかると恐れられている。屋敷や家に棲む生き物を家の守り手とみなし、これを害することが家全体の不運につながるという考え方は、蛇を屋敷神に近い存在として敬う民間信仰の一端を示している。
- 広まり方
- 『新潟県史 資料編23 民俗2』(1984年)所収、森谷周野「憑霊伝承」中の動物霊・蛇の項に記録がある。
- 地域
- 新潟県佐渡市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ