さくのこやすさまをわけたいえ
佐久の子安様を分けた家
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 子宝に恵まれぬ家が子沢山の家から子安様を分けてもらうと、元の家に子が生まれなくなったという。
- 細部
- 平尾のある家は子どもが多く、対して横根のある家はなかなか子に恵まれずにいた。そこで幕末になって、横根の家が平尾の家から子安様を分けて迎えたという。ところがそれ以後、分け与えた側の平尾の家には子が生まれなくなったと伝えられる。屋敷神の霊験が家に固有の限られた恵みとして捉えられており、分ければその分だけ元の家から失われるという理解が示されている。
- 広まり方
- 1986年刊の『長野県史 民俗編 東信地方 仕事と行事』第9編、屋敷神の章にある由来の節に載る。
- 地域
- 長野県佐久市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ