やさぶろうばば
弥三郎ばば
国内
未確認生物
- どんな話か
- 猟師の手を奪って逃げた老婆は鬼婆で、山に棲みついて子供を食べたため神に祀られた話。
- 細部
- 猟師が山中にいたところ、突然空中から手が伸びてきて首を絞め付けようとしたことがあった。とっさにその手を切り落として持ち帰ると、後になって一人の老婆が訪ねてきて、その手を奪い取るようにして逃げ去ってしまった。実はこの老婆こそが正体を隠した鬼婆だったのである。その後、鬼婆はこの山に棲みつき、子供をさらっては食べるようになったため、困り果てた土地の長老は、これ以上子供が殺されないようにと「妙多羅天」という神として鬼婆を祀り上げたと伝えられている。
- 広まり方
- 1989年の『西郊民俗』に掲載された高橋敏弘「怪異雑考(三)―鬼婆―」に記録がある。
- 地域
- 新潟県弥彦村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ