やさぶろばば
ヤサブロババ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 山姥に木の上で襲われた男が鎌でその腕を切り落とすと、家では母親が苦しんでおり、実は母親こそが山姥だったと発覚する話。
- 細部
- 上越市に伝わるヤサブロババの話は、正体が身内であったという意外な結末を持つ。アリシマという場所で男が木に登っていたところ、ヤマンババが襲いかかってきたため、とっさに鎌でその片腕を切り落として難を逃れた。ところが家に帰ってみると、母親が苦しんでいる。不審に思った男が「珍しいものを見せてやろう」と切り落とした腕を取り出すと、母親は「それは俺の腕だ」と叫び、高窓から飛び出して逃げていったという。この出来事以来、その集落では家に高窓を作らない風習が続いているとされる。
- 広まり方
- 『民俗採訪』1957年、國學院大學民俗学研究会による新潟県中頸城郡吉川町源の調査記録にある。
- 地域
- 新潟県上越市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ