やなり
屋鳴り
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 強盗を働いた旅人を殺した百姓の家が鳴り続け、霊を祀ってようやく静まったという話。
- 細部
- 旅の者が強盗に及んだため、百姓がこれを殺した。以後その家では夜ごと建物が鳴り、眠ることもできなくなる。祟りだと考えた家では殺した相手の霊を祀り、朝晩欠かさず拝み続けた。そうしているうちに屋鳴りはやみ、祀った場所は経塚と呼ばれるようになったという。加害の側が供養することで日常を取り戻す筋立てで、村内の祟りの話と共通する。
- 広まり方
- 1971年の『伊那』所収、下島賢二・亀割竜二・福沢正紀・福沢俊之による「下条村の伝説」に記録がある。
- 地域
- 長野県下條村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ