やなぎごうりをゆびさすゆうれい
柳行李を指差す幽霊
国内
未確認生物
- どんな話か
- 生前親しかった人の前に現れた幽霊が「柳行李を頼みます」と言い残し、遺品を届けると成仏したという話。
- 細部
- 昭和6年ごろのこと、ある幽霊が生前に親しくしていた人物のもとに姿を現し、自分がその人の家に預けたままにしていた柳行李を指差しながら、届けてほしいという趣旨の言葉を残していったという。頼まれた人物がその柳行李を幽霊の郷里へ送り届けたところ、それ以降は二度と幽霊が現れることはなくなったと伝えられている。未練の対象がはっきりしている点が特徴的な幽霊譚である。
- 広まり方
- 1970年の『南島民俗』掲載、安山登「口永良部島の伝説(その六)」に記録されている。
- 地域
- 鹿児島県屋久島町
- 年代
- 昭和
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ