やなぎ
柳
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 雷雨の田で踊りはねた男が柳への落雷に巻き込まれて死に、以後その家の田植えには必ず雨が降るという。
- 細部
- 田植えの最中に急な雷雨に見舞われ、居合わせた者たちは慌てて仕事の手を止めて雨宿りに走った。ところが一人の男だけは面白がって田の中で踊りはね続けていたところ、すぐそばに立っていた柳の木に雷が落ち、木は真っ二つに裂け、男もそのまま命を落としてしまった。それ以来、金子という家が田植えを行う日には決まって雨が降ると言い伝えられており、一人の男の軽率な振る舞いが、特定の家の田植えと天候を結びつける言い伝えへと転じている。
- 広まり方
- 1956年刊『宮城縣史 民俗3』の伝説:木の部に記録がある。
- 地域
- 宮城県気仙沼市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ