なかつのかいりきではたらくやまわろ
中津の怪力で働く山童
国内
未確認生物
- どんな話か
- 人と猿の特徴を併せ持つという山の怪で、手足が長く全身毛深く、力が強いとされ、山仕事を手伝うこともあるという。
- 細部
- 中津市山国町に伝わる山童は、人間と猿の血を引く存在とされる山の怪である。手足が非常に長く、全身が毛でびっしりと覆われており、見た目は毛むくじゃらの人型に近いという。力はすこぶる強く、山中で人が手を焼くような重い作業もこなしてしまうほどだと伝えられる。そのため里の者が食べ物を分け与えて機嫌をとると、山童のほうから進んで山仕事を手伝ってくれることがあったといい、恐れられる一方で山の労働力としても意識されていた存在だったことがうかがえる。
- 広まり方
- 1986年刊行の『大分県史 民俗篇』所収、小玉洋美による山の怪の記述に基づく。
- 地域
- 大分県中津市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ