やまうば
山うば
国内
未確認生物
- どんな話か
- 木挽がうわばみと交わした苦手なものの騙し合いに山姥が加担し、ヤニで撃退したという昔話。
- 細部
- 山奥の小屋にひとり泊まっていた木挽が、うわばみと鉢合わせする。木挽はとっさに小判が何より恐ろしいと言い、うわばみは煙草のヤニが苦手だと明かしてしまう。翌晩、山姥がやって来て浄瑠璃を語り始め、その語りに大笑いしたところを見計らって、木挽は用意しておいたヤニをうわばみに投げ込んだ。うわばみはたまらず逃げ去ったが、翌年になって仕返しにやって来て、小屋の中へ小判をばらまいて帰っていったという。
- 広まり方
- 1977年の『西郊民俗』所収、中岡之子「阿波北がたの昔話(一)―徳島県美馬郡―」に記録がある。
- 地域
- 徳島県美馬市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ