やまおとこ・やまおんな
山男・山女
国内
未確認生物
- どんな話か
- 遠野の山中に住むとされる、毛深く体の大きな男女の怪異。多くは人を襲わないとされるが、遭遇すると恐ろしい目に遭うといい、峠道が付け替えられるほど恐れられた場所もある。
- 細部
- 『遠野物語』第91話には、南部男爵家の元鷹匠・鳥御前が綾織村の続石近くの山できのこ採りをしていた際、赤い顔をした山男・山女に出くわして戯れに刀を振りかざしたところ、逆に蹴られて気を失い、その後病に陥って亡くなってしまったという話が記録されている。また笛吹峠を越える者は必ず山男・山女に遭遇するといわれ、人々が往来を避けるようになった結果、別の道が新たに開かれたという逸話も伝わっている。
- 広まり方
- 柳田國男『遠野物語』を通じて全国に紹介され、山中に潜む未確認の巨人という日本版の伝承として、海外の類似する伝承と並べて語られることもある。
- 地域
- 岩手県遠野市(続石・笛吹峠周辺の山中)
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ