しずくいしのやまおとこさんきちとすもうのたたり
雫石の山男三吉と相撲の祟り
国内
未確認生物
- どんな話か
- もと秋田の山男だったという三吉神社の神が、日本一を名乗る力士の前に必ず現れて倒すという言い伝え。
- 細部
- 三吉神社に祀られている神様は、明治時代の半ばごろを境に、あらたかな霊験を示す荒神・軍神として若い男女から多くの参詣を集めるようになったのだという。この神はもともと秋田にいた山男であったとされ、痩せ型の若者の姿となって現れるのだという。秋田で相撲の勝負があったとき、鳥谷ヶ崎という力士と三吉が争ったが、三吉は敗れてしまう。それを恨みに思った三吉はひそかに鳥谷ヶ崎の後をつけ、ついには殺してしまったという。以来、日本一を名乗る力士が秋田に入ると必ず三吉が現れ、その者を打ち負かすのだと語られている。
- 広まり方
- 1930年刊『旅と伝説』所収、田中喜多美「郷土伝説―岩手雑纂(一)―」に記録がある。
- 地域
- 岩手県雫石町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ