なぎそのかみしもすがたのやまおとこ
南木曽の裃姿の山男
国内
未確認生物
- どんな話か
- 入山を忌む日に山へ行った村人が、裃姿で火にあたる山男を見て逃げ帰った話。
- 細部
- 山の神を祀るやまのこの日に、禁を破って山へ入った村人がいた。すると山中で、裃をきちんと身につけた山男が火にあたっているのに出くわし、仰天してその場から逃げ帰ったという。異形の者が粗野ではなく礼装で描かれているのが目を引く点で、山を支配する側の格式を示していると読める。入山を控える日の言い伝えと組み合わさり、禁忌を破ればこうしたものに出会うという教えの形になっている。
- 広まり方
- 1942年の『民間伝承』に載る鈴木正彦の信州西筑摩の講(二)に記録がある。
- 地域
- 長野県南木曽町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ