かいこにばけたやまおとこ
蚕に化けた山男
国内
未確認生物
- どんな話か
- 山男の家に泊まった小僧が入道に化けて襲われかけ、和尚の機転で山男を蚕に化けさせてつぶし助かったという話。
- 細部
- 昔、旅の途中の小僧が山奥にある山男の家に一晩泊めてもらうことになった。ところが夜中にふと目を覚ますと、山男は大入道の姿に化けて、まさに小僧を呑み込もうとしているところであった。小僧は必死に逃げ出し、和尚のもとへ駆け込んで助けを求めた。和尚は山男に向かって、お前がもし蚕に化けられるなら見せてみろ、そうしたら教えてやろうと持ちかけた。山男がまんまと蚕に姿を変えたところを見計らい、和尚はいきなりその蚕をつぶしてしまい、小僧を無事救い出したという。
- 広まり方
- 1934年の『旅と伝説』所収、加藤嘉一「蚤になった山男の話」に記録がある。
- 地域
- 栃木県茂木町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ