やまおなご
山女
国内
未確認生物
- どんな話か
- 山仕事帰りの男が笠を飛ばされ薮に入ると、長い黒髪の白衣の女に笑いかけられ、キセルで身構えて村まで逃げ帰った。
- 細部
- 椎葉村で山仕事を終えた男が帰り道、突風で笠を飛ばされて薮の中へ入ったところ、足元まで届くほど長い髪をした白い着物姿の女に出くわし、ケタケタと笑いかけられた。山女だと悟った男はとっさにキセルを構えて身構えたところ、女は間合いを取って後ずさりし、逆に気を緩めると近づいてくるという不思議な動きを繰り返した。にらみ合いを続けながらどうにか村の近くまで戻ると、女はついに諦めて姿を消したが、男はその恐怖のあまりすっかり人が変わってしまったと伝わる。
- 広まり方
- 1992年刊行の『宮崎県史 資料編 民俗1』所収、前田博仁「山の妖怪」の項に記録がある。
- 地域
- 宮崎県椎葉村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ